「チャリダー」の取材もありました
過日、菰野中学校女子テニス部 の 第3回全国選抜中学校テニス大会 の応援のために高松市に赴いた際、投宿先の近くに高松市立中央公園があり、足を運びました。夕方でしたので、画像が暗いですが、かねてから見たかった菊池寛の銅像を撮影しました。
中央公園の横には菊池寛通りがあり、その通りに面して生家跡の碑が建てられおり、そこには菊池寛による揮毫の『菜根譚』から引用された「不実心不成事不虚心不知事」が刻まれています。寛はこの言葉を座右の銘にしていましたが、一方で、「世の中に妻の死を希わない男はいない」という文章を残しているとも言われています。「人に良く思われたい」、「高尚な人間と思われたい」と願う凡人は、ひたすら世間に媚び、己の欲情をひた隠しに隠し、時間を経れば子どもでも分かるその場しのぎのウソをつき、うわべを取り繕いながら生きています(こういう生き方の善悪や好嫌を言いたのではありません)。そういう凡人の偽善性に比して、寛の言葉は、ある種の真実を捉えた露悪的なものであり、この露悪性を経た上での「不実心不成事不虚心不知事」に、小生なんぞはより共感を覚えてしまいます。
29日(日)に、過去最高の940名のエントリー(当日も参加は838名)を頂き、第3回 菰野ヒルクライムチャレンジ in 鈴鹿スカイライン を開催しました。
東は新潟県や福島県から西は福岡県と全国各地から菰野町に足を運んで頂きました。愛知県は344名、三重県260名と愛知県民の方が多いのも驚きですし、岐阜県の47名よりも大阪府98名や滋賀県50名などの関西圏からのエントリーが多いのも特徴的です。