空き巣が増加傾向
15日(水)の14:00から小生が会長を仰せつかっている 四日市西地区防犯協会 の理事会、14:30から同総会を開催しました。
地域の治安のバロメータと言われる刑法犯認知件数は年々減少し、平成26年では、三重県下において、17,550件で前年に比べて 2,174件の減少(▲11%)、四日市西警察署管内において 466件で前年に比べて 127件の減少(▲21.4%)となっています。さらに、10年前である平成16年では、三重県下において 38,455件、四日市西署管内において 973件となっており、刑法犯認知件数は半数未満となっています。
ただ、気になる数字があります。本年27年の5月末現在において、三重県下で 空き巣 が321件発生しており、前年に比べて27件の増加、四日市西警察管内でも10件発生しており、前年に比べて3件増加しています。また、四日市西警察署管内では、自動車盗も9件発生しており、前年に比べて3件の増加となっています。特に、空き巣は気を付けなければなりません。
いわゆる オレオレ詐欺 などの特殊詐欺も以前として発生しており、平成27年5月末までに、三重県下で3億円強、四日市西署管内でも4,000万円の被害に遭っています。テレビや新聞、ラジオなどで啓発を実施し、銀行などの金融機関でも警戒を強めている中で、これだけの被害があることは残念で仕方ありません。犯行グループは、言葉巧みに人の弱みに付け込んできます。せっかく貯めた財産ですので、油断せずに守って欲しいですし、不審な電話などがあれば、必ず家族や友人に相談して下さい。
もうすぐ夏休みに入りますが、地域住民と警察、行政が連携して、子どもたちが犯罪に巻き込まれないようにして参りたいと存じます。