幻の取材?
取材の趣旨としては、高齢者が運転する乗用車の事故が社会問題化する中で、当町の実施しているあいあい自動車事業の現状と課題を知りたいとのことでした。小生としては、まずは第一歩の実証実験から得られた結果から、新たな課題を抽出して、それを乗り越えていくために議論をして、高齢化の進む中山間地域の移動手段のあり方を追求してくことが重要であると申し上げました。つまり、あいあい自動車事業がすべての課題を解決出来ればそれに越したことはありませんが、この一歩が、団塊の世代が75歳以上になる2025年(平成37年)までの課題解決の礎となることを期待しているということです。自動運転装置のような技術革新による解決策は夢もあり、ドラマティックな取り組みではありますが、試行錯誤を重ねる中で、地域の皆さんが知恵を絞ることも人と人が関わり合うコミュニケーションという面では重要ではないかと思います。
菰野町健康づくり推進協議会を開催しました。当町は本年度から季節性インフルエンザワクチン接種の事業に力を入れて取り組んでいます。この日もそれに関する質疑があり、小中学生の70%が予防接種を実施予定とのことでした。これらの結果を踏まえて、来年度さらなる疾病に関する施策の議論を深めたいと存じます。
過日、衆議院憲政記念館で開催中の特別展 普通選挙を目指して -犬養毅・尾崎行雄-に足を運びました。藩閥政治と政党政治の緊張関係に始まり、犬養毅と尾崎行雄の政治的動きがコンパクトにまとまった企画展でした。犬養毅でいえば、子分であった古島一雄との関係なども垣間見ることが出来る写真が展示してありましたし、尾崎行雄でいえば、有名な東条英機への公開質問状の展示もあり、貴重な企画展だと思います。
小生の個人的興味としては、生前にパラミタミュージアムでお会いしたことのある園田天天光(旧姓:松谷)の個人演説会のポスターが展示されており、昭和20年代の選挙の一端を垣間見ることが出来ました。12月2日(金)までの開催となっていますので、東京にお出かけの際はお立ち寄り下さい。
過日、全国治水砂防促進大会に出席しました。いつもながら、会長である綿貫民輔さんの風格のあるご挨拶で開会しました。