石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

いたちごっこ

過日、約1億3,700万円をかけて整備した朝上幼稚園保育園整備事業が完了したということで、現場の確認に赴きました。

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本年4月からこれまでの単独の幼稚園と保育園を統合し、旧来からの朝上保育園に統合し、朝上幼保園として運営し始めていましたが、一部、倉庫や門扉などの工事が残っていました。足洗い場も老朽化していたため、新しく改修をしましたし、0~2歳の低年齢児保育用の園庭などの整備も行いました。

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広報こもの「町長雑感」(平成29年4月号) でも取り上げていますが、町内における保育園の0~2歳児の定員は、平成24年度の254名を平成27年度に307名まで拡充し、今回の朝上幼保園においても定員を増やしましたが、厚生労働省の待機児童の定義が変更になった(例えば、求職中において子どもの保育を希望する保護者がいれば、それも待機児童としてカウントされる)ために、低年齢児の待機児童数が急増し、入園希望者は382名(平成29年2月22日時点)となって施設が不足する状態となっています。これらについては、個別に事情を聴取し、実態に即した対応をしています。

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今回の現場確認においても、拡充した0~2歳児の教室に少しは余裕があるのかと思っていましたが、その予想に反し、子どもたちが所狭しと遊んでいました。子どもが減少して、先行きを不安に感じる地域があることを思えば、嬉しい悲鳴だと思います。引き続き知恵を絞って対処して参ります。

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その後、朝上幼稚園跡地で着手された菰野町北部子育て支援センターの現場も視察しました。工事着手後1週間ぐらいでしたので、足場を組んだり、施設内の解体部分の作業が実施されていました。低年齢児と保護者が触れ合う場であったり、療育支援を充実するための施設であったり、学童クラブが入居したり、地域との交流の場であったりと多機能な施設となります。9月末には完成予定です。

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三重県土地開発公社の理事長である廣田實さんと公益財団法人三重県建設技術センターの理事長である土井英尚さんらが、来庁されました。社会資本整備に関する諸課題を解決するために、それぞれの団体が取り組んでいることをご説明戴きました。なかなか興味深い事業をされており、今後とも菰野町地域活性化のためにご支援賜るようお願い申し上げました。

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