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北勢BPは、国道1号及び国道23号の慢性的な渋滞緩和や災害時における輸送機能の確保を目的として、三重郡川越町から四日市市釆女町までの延長約21.0kmの事業で、全体事業費としては、約1,300億円が見込まれています。平成30年度の当初予算までに、約770億円の事業費に上っており、予算ベースでの進捗率は約60%となり、ようやく事業の半分が済んだこととなります。
現在は、最も難工事と言われる全長約870mの坂部トンネルの工事が進められており、9月末時点ではちょうど中間地点である440m辺りの掘削をしている状況です。本トンネルはゴルフ場の地下を掘り進められ、現在は、地上までの距離を示す土被りが6mの場所に差しかかっており、事故なども含めて細心の注意を払わなければならない難所で工事を進めています。
この難所を無事に終えると、残り233mの工事発注も可能となり(当初から難工事が予想されたために、予算編成の関係上、1本の工事として発注できませんでした)、さらなる延伸が現実のものとなります。まずは、先週開通した国道477号四日市湯の山道路に接続することが、肝要だと思います。今回の大臣視察が、その一助となることを心から期待しています。
現在、菰野町役場本庁舎1階ロビーでは、国道477号四日市湯の山道路の供用開始を記念し、三重県の協力を得て、事業概要を展示しています。北勢地域の交通事情を理解する上でも興味深い資料となっていますので、機会があればご覧下さい。
医療法人北勢会 北勢病院 の創立60周年記念式典でご挨拶。北勢地域の精神保健及び精神医療に多大なるご貢献を戴いていることに敬意と感謝を申し上げるとともに、特別協賛を賜っている 鈴鹿山麓かもしかハーフマラソン へのご支援にも深甚なる感謝を申し上げました。