石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

1次産業の連携

地方自治体の主要な歳入源は税金ですが、他にも住民皆さんからの施設利用料など受益者負担や寄付金などもあります。さらに、ご承知の方も多いとは思いますが、宝くじ も大きな役割を占めています。

只今、21日(金)までの期間で 年末ジャンボ宝くじ などが販売されています。インターネット経由でも購入可能ですので、ぜひご検討下さい。

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田光 の新酒の試飲、シデコブシ蕎麦菰錦豚 の試食会に足を運びました。

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早川酒造が、日本酒「田光」を作り始めて約10年間が経とうとしています。そんな中、田光区が中心となって活動している田光資源と環境を守る会の皆さんと連携して、田光で生産された酒米を原料として田光を醸造し、3回目の新酒が出来上りました。昨年は、田光産「神の穂」で1升瓶4,000本分が生産されましたが、今年は6,000本までに増産されました。大変な酷暑な中、ご苦労をされて酒米を生産された皆さんに敬意を表します。

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今年の「田光」は切れ味に程よい酸味があるのが特徴だとのことでした。その評価通りで、飽きの来ない後味が爽やかな味わいでした。

シデコブシ蕎麦は、国指定の天然記念物である田光のシデコブシ及び湿地植物群落 に隣接する畑で、地域資源であるシデコブシ及び湿地植物群落を育む一環として取り組まれています。耕作放棄地とまではいきませんが、徐々に荒れ始めていた土地を活用し、地域にとっては一石二鳥の取組です。蕎麦も、手前味噌な表現になるかも知れませんが、香りも食感も良く、素晴らし出来でした。

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菰錦豚は、佐藤ピッグファーム が、3年前から早川酒造の酒粕を豚の飼料に混ぜ、育てているブランド豚です。最近、酒粕を資料に混ぜることが少しずつ浸透して来たようですが、先駆けて取り組んでいる事業です。酒粕を飼料に混ぜることにより、豚の食欲増進による大型化、基礎体温の上昇による免疫力の向上などが期待されています。大変さっぱりしており、豚の甘みが引き立っていました。

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1次、2次、3次の各産業の連携によるいわゆる6次産業の取組も重要ですが、食の観点からの1次産業の連携も菰野町らしい取組の余地があると思います。引き続き、地域資源を活用した地域活性化に取り組んで参ります。