石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

残された10年

先日、四日市地区指導農業士会さんの「農政懇話会」に出席し、地域の農業振興についてざっくばらんな形で意見交換をさせて頂きました。
一口に「農業」と言いましても、三重郡四日市地域であっても、水稲はもとより、露地野菜、施設野菜、梨、茶、鉢花など多岐にわたっており、それぞれの分野において、抱えている課題が異なっていましたが、共通して言えることは、非常に前向きに農業に取り組まれていることでした。
一方で、後継者といいますか、若手の人材育成について憂慮されており「農業を魅力ある職業にするにはどうしたらいいのか?」と口を揃えて指摘されてみえました。

今日の午前中のある会合にて「残された10年」について話題になりました。
これは2005年から2015年のおよそ10年間を指しています。日本の人口減少は2005年から始まりました。2015年までは徐々に減少するだろうと言われていますが、裏を返せば、2015年から急激な人口減少が始まるということを意味します。つまり、この2015年までに何をするかがこの国の行く末を決めるということです。
ただし、世界の人口は爆発的に増加の一途を辿っており、そこでの問題は、食糧(食料)、水、エネルギー、鉱物資源の確保だと巷間では議論されています。

「残された10年」で農業問題にどう取り組むのか?これは地域としても大きい問題です。
後継者の育成をどこまでするのか?あるいは、団塊の世代をターゲットにしていくのか?
いずれにしても水源を涵養し、農地の保全を図っていくことは喫緊の課題であります。
所有と経営の分離」と「農地の集積化」および「優良農地の保全」は大所高所からの見地では必須のものだと考えております。

農業に関わって、昨日は「マコモ」についての意見交換をある民間企業の方と致しました。三重県レベルにおいても「マコモ」に注目して、研究が進められているとのことでした。特産品の開発なども視野に入れながら、観光振興や地域の活性化もあわせて取り組んで参りたいと思います。

今朝、地元の老人クラブの皆さんのグランドゴルフ大会にお邪魔しました。

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素晴らしい秋晴れのもと、およそ120名の皆さんが元気よく参加されてみえました(写真のバックにある山々も美しかったです)。
小生はご挨拶で
・皆さんがたのはつらつとした姿が素晴らしいこと
・その姿にこちらも張り合いが出てくること
・大会にあたり、自分たちの力で企画・運営されていることが我々にとってもお手本となること
・今日一日、楽しくプレーをして頂きたいこと
などをお話させて頂きました。